処分・買取

遺品整理で着物が大量に出たら?江戸川区の古着出張回収を解説

執筆:きもの査定ガイド編集部
この記事の結論

江戸川区が2026年10月に始めた古着・古布の出張回収は、遺品整理で大量に出た着物や帯も対象です。対象者の条件、回収できないもの、使う前に確認したい順番を公式情報から整理します。

遺品整理で着物や帯が大量に出て、回収拠点まで運べないときの選択肢が増えています。東京都江戸川区は2026年10月から、大量の古着が出た家庭を対象に職員が自宅へ伺う「出張回収」を始め、着物と帯も回収対象に含まれています。 ただし、対象は大量に出る場合に限られ、売れる可能性のある着物は先に査定を検討するのが安全です。

江戸川区の古着・古布出張回収とは

区の公式ページ(2026年10月1日更新)によると、概要は次のとおりです。

項目内容
開始時期2026年(令和8年)10月
対象者引っ越しや遺品整理・掃除などで大量の古着が出て、回収拠点へ持ち込めない方
量の目安45Lの透明な袋で25袋相当以上
着物・帯回収対象
申込方法オンライン申込(LoGoフォーム)または電話
料金公式ページには記載なし(申込時に確認)

高齢などで持ち込めない方や、集合住宅で大量に出る方も対象に挙げられています。

出典:江戸川区「古着・古布出張回収」(取得時点の内容。変更される場合があります)

回収できないものに注意

着物まわりでは、次のものが対象外とされています。

  • 汚れているもの
  • 既製品でないもの(毛糸玉、反物など)
  • 綿やスポンジが入った衣類以外のもの(布団、マットレス、クッションなど)
  • かばん、くつ、敷物(カーペット、じゅうたん)、ビニール製のもの

遺品の中に反物や綿入りの着物がある場合は、事前に区へ確認すると行き違いを防げます。

他の自治体では扱いが違う

着物の回収可否は自治体ごとに異なります。検索で確認できた範囲では、大田区は古着の拠点回収で着物や帯を回収できないものに挙げており、西宮市の拠点回収実証でも着物は対象外とされています(いずれも取得時点)。江戸川区の例が他の地域にそのまま当てはまるわけではありません。 お住まいの自治体の分別表を必ず確認してください。

自治体の古布回収の一般的な考え方は着物は古布回収に出せる?自治体ごとの分別と環境省の新指針も参考にしてください。

利用前の進め方

  1. 着物・帯・小物を「状態の良いもの」と「汚れ・カビのあるもの」に分ける
  2. 証紙があるもの、状態が良いものは査定・買取を先に検討する
  3. 形見分けや寄付・リメイクの希望を親族と確認する
  4. 残った分の量を数え、対象の目安に合うか確認する
  5. 区の窓口へ、料金・回収日・袋の指定を確認してから申し込む

出張回収は「手放す」ための手段です。価値のあるものを一緒に出してしまうと取り戻せないため、仕分けと査定の判断を先に済ませましょう。

注意

  • 本記事は2026年10月時点で確認した公式情報に基づきます。制度の内容・料金・受付状況は変更される場合があります。
  • 江戸川区以外にお住まいの場合は、各自治体の公式サイトでご確認ください。
  • 着物の価値や査定額を保証するものではありません。

きもの査定ガイド編集部

編集部

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