長襦袢・肌着の正しい洗濯と保管方法——着物を守る下着ケアの基本ガイド
長襦袢や肌着は着物本体より汗や皮脂を直接受けるため、お手入れを怠ると黄ばみや臭いの原因になります。素材別の洗濯方法・洗濯表示の見方・保管のコツをまとめました。
着物のシミは種類によって対処法がまったく異なります。家庭でお手入れできる汚れとプロに任せるべき汚れの見分け方、丸洗い・しみ抜きの料金相場、業者選びのポイントをまとめました。
着物についたシミは、自己判断でこすると繊維に染み込んで悪化することがあります。まずは汚れの種類を見極め、家庭で対応できるものとプロのしみ抜きに任せるべきものを切り分けることが、着物を長持ちさせる第一歩です。
シミは成分によって対処法が変わります。自己判断での水洗い・ゴシゴシ拭きは、かえってシミを広げたり輪ジミを作ったりする原因になります。
| タイプ | 主な原因 | 家庭での応急処置 |
|---|---|---|
| 水溶性 | 汗・お茶・ジュースなど | 乾いた布で軽く押さえて水分を吸い取る程度にとどめる |
| 油溶性 | 皮脂・食べこぼし(油もの)・ファンデーション | こすらず陰干し。無理に拭き取らない |
| 不溶性・経年変化 | カビ・黄変・古いシミの酸化 | 家庭での処置は避け、専門店へ相談 |
いずれのタイプも、シミを見つけたその場でこすったりドライヤーで乾かしたりするのは避けてください。熱を加えると成分が繊維に定着し、後のしみ抜きが難しくなります。
正絹(シルク)は水に弱く、家庭での水洗いは縮み・変色のリスクが高い素材です。判断がつかない場合は触らずに保管し、早めにクリーニング店へ持ち込むことをおすすめします。
しみ抜きは「丸洗い」とは別料金で、シミの大きさ・古さ(新しいか変色しているか)によって金額が変わるのが一般的です。以下は2026年7月時点で確認できた目安です。
| シミの状態 | 直径1cm以下 | 1〜2cm | 2〜3cm | 3cm以上 |
|---|---|---|---|---|
| 新しいシミ | 約1,000〜1,800円 | 約2,000〜2,700円 | 約2,500〜3,500円 | 約4,000円〜 |
| 古い・変色(黄変)シミ | 約1,500〜3,000円 | 約3,000〜4,000円 | 約3,500〜5,000円 | 約5,000円〜 |
丸洗い(着物全体のクリーニング)は目安として6,000円前後からのケースが多く、しみ抜きをオプションとして加算する料金体系の店もあります。実際の金額は店舗・素材・シミの状態によって幅があるため、見積もり時点の金額として捉えてください(出典: 着物シミ抜き料金相場)。
宅配クリーニングと店頭・出張の違いも、料金や納期に影響します。急ぎでなければ、複数店舗で見積もりを比較してから依頼先を決めるのが安心です。
きもの査定ガイド編集部
編集部
着物の買取・査定・お手入れの情報を、初心者にもわかりやすく届ける編集チーム。
相場や状態の不安は、無料の査定相談で解消できます。査定料・手数料は無料です。
無料査定について見る長襦袢や肌着は着物本体より汗や皮脂を直接受けるため、お手入れを怠ると黄ばみや臭いの原因になります。素材別の洗濯方法・洗濯表示の見方・保管のコツをまとめました。
遺品整理で着物と一緒に見つかった帯・帯締め・帯揚げなどの和装小物について、買取・寄付・処分の選択肢と、湿気やカビを防ぐ保管のポイントをわかりやすく整理して解説します。
梅雨や夏の高温多湿は着物のカビ・変色・生地劣化を招きます。タンス・衣装箱の湿気対策、防カビグッズの選び方、カビを見つけたときの応急処置まで実践的にまとめました。
着物はしまい方ひとつで寿命が変わります。たたみ方・防虫・カビ対策・虫干しのタイミングまで、初心者が押さえるべき保管とお手入れの基本をまとめました。