着物の黄変(黄ばみ)の原因と対処|自己流で漂白せず悉皆店へ相談
保管中の着物に出る黄変は、汗や皮脂の残りなど原因が複数あります。自分でできる予防と点検、漂白を自己流で行ってはいけない理由、悉皆店への相談の流れを整理します。
長襦袢や肌着は着物本体より汗や皮脂を直接受けるため、お手入れを怠ると黄ばみや臭いの原因になります。素材別の洗濯方法・洗濯表示の見方・保管のコツをまとめました。
長襦袢や肌着・裾除けは着物と肌の間に着るため、汗や皮脂を最も直接受け止める部分です。着物本体は年に数回のクリーニングで済んでも、長襦袢・肌着は着用のたびに汗を吸っており、そのまま放置すると黄ばみや臭いの原因になります。素材に合った洗い方と保管方法を知っておくことで、着物全体を長く清潔に保てます。
長襦袢の素材によって、家庭で洗濯できるかどうかが大きく異なります。
| 素材 | 家庭での洗濯 | ポイント |
|---|---|---|
| 正絹(絹)の長襦袢 | 基本は不可(専門クリーニング推奨) | 型崩れ・縮み・変色のリスクが高いため、しみ抜き・丸洗いは呉服専門店へ |
| 化繊(ポリエステルなど)の長襦袢 | 洗濯表示に従い自宅で洗える場合が多い | 手洗いモード・ネット使用・陰干しが基本 |
| 肌着・裾除け(綿・化繊) | 自宅で洗濯可能な製品が多い | 他の洗濯物と分けて手洗い、もしくは洗濯ネットを使用 |
| 半襟(正絹・化繊) | 素材により異なる | 汚れが目立つ場合は外して個別に洗うか専門店へ相談 |
素材表示タグがない場合は、光沢感や手触りで見分けがつくこともありますが、判断が難しいときは無理に自宅で洗わず専門店に相談するのが安全です。
きもの査定ガイド編集部
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