コーディネート

11月15日「きものの日」に、受け継いだ着物でお出かけするコーディネート

執筆:きもの査定ガイド編集部
この記事の結論

11月15日は七五三にちなむ「きものの日」。祖母や母から受け継いだ着物を、街歩きや家族の記念日に着るための装いのコツを紹介。晩秋の袷の選び方、帯・小物の合わせ方、歩くときの注意点をまとめます。

11月15日は「きものの日」です。特別な着物でなくても、受け継いだ袷の小紋や紬に、晩秋らしい色の帯と小物を足すだけで、記念日にふさわしい装いになります。 2026年は日曜日にあたるため、家族でのお出かけにも合わせやすい日です。

「きものの日」とは

1966年に全日本きもの振興会と日本きもの連盟が制定した記念日で、日付は七五三の日に由来します。「家族そろってきもので出かけてほしい」という願いが込められているとされています(雑学ネタ帳)。

近年は、この日に合わせた着物イベントも各地で行われています。たとえば広島県を中心に展開するやしまグループは、2026年11月3日(火・祝)に広島・山口・松江・岡山・福岡・北九州の6エリアで、着物姿で街を歩く「KIMONO walk rally 2026」を開催すると発表しています(PR TIMES、2026年9月発表)。参加条件などは発表内容を主催者に確認してください。

七五三の装いについては、七五三で母・祖母の着物を着る記事で紹介しています。

11月中旬の着物選び:袷が基本

11月中旬は朝晩が冷え込む時期で、一般的には裏地のある袷が基本とされます。ただし気温は年や地域で異なり、日中は暖かい日もあります。

着物向く場面ポイント
小紋(袷)街歩き・食事会柄の向きや季節感を確認。紅葉柄は11月上旬までが目安とされる
紬気軽なお出かけ温かみがあり晩秋向き。祖母世代の品に多い
付け下げ・訪問着家族の記念写真・祝いの席格が高めなので帯も改まったものに

帯・小物で晩秋らしさを足す

  • 帯: 無地感覚の着物には、菊・紅葉・実り柄などの名古屋帯が映えます。
  • 帯揚げ・帯締め: えんじ、からし、深緑など、落ち着いた秋色を1〜2色に絞るとまとまります。
  • 半衿・足元: 白や淡色の半衿は清潔感が出ます。足袋は白が基本です。
  • 羽織・コート・ショール: 夕方は冷えるため、一枚用意しておくと安心です。

歩くときの実用ポイント

  1. 着付け前に、肩・袖付け・裾の傷みや防虫剤のにおいを確認する。
  2. 長時間歩く日は、草履の鼻緒を事前に慣らし、予備の足袋を持つ。
  3. 食事の席では袖口と裾に気を配り、帯を締めすぎない。
  4. 着用後は陰干しして湿気を抜いてからしまう(保管の記事参照)。

注意

  • 装いの決まりごとは地域・場面・家庭で異なります。ここで紹介した色柄や時期は目安です。
  • イベント情報は執筆時点(2026年10月14日)の発表に基づきます。日程・条件は変更される場合があるため、必ず主催者の最新情報をご確認ください。
  • 受け継いだ着物は経年で生地が弱っていることがあります。無理な着用は避け、気になる場合は専門店に相談してください。

出典

きもの査定ガイド編集部

編集部

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