着物の虫食い対策と見つけたときの直し方ガイド——かけはぎ修繕と防虫剤の使い方
着物の虫食いは衣類害虫が湿気と汚れを好んで発生します。陰干しと防虫剤による予防法、虫食いを見つけたときの応急対応、かけはぎ(かけつぎ)修繕とクリーニングの選び方を整理しました。
たとう紙は着物を守る「包み紙」ですが、変色したまま使い続けると着物に悪影響が出ることも。和紙と洋紙の違い、交換を考えたいサイン、秋の虫干し時の点検手順を整理しました。
たとう紙は、通気性と調湿性に優れた「和紙製」を基本に選び、虫干しのたびに変色や湿り気をチェックして、傷んでいれば新しいものに替えるのが安心です。10月上旬〜11月上旬は虫干しに向いた時期とされており、着物と一緒にたとう紙も点検する好機です。
たとう紙(文庫紙)は、着物や帯を畳んだ状態で包み、ほこり・光・湿気から守る収納用の紙です。素材は大きく和紙と洋紙に分かれます。
| 項目 | 和紙 | 洋紙 |
|---|---|---|
| 通気性・吸湿性 | 繊維が細かく通気性がよい | 和紙より劣るとされる |
| 長期保管 | 向いている | 短期・一時保管向き |
| 価格 | やや高め | 手頃 |
大切な着物や、遺品として受け継いだ着物を長く保管するなら和紙製が無難です。
次のような状態が見られたら、新しいたとう紙への交換を検討します。
交換の「年数の目安」を断定できる出典は見当たらないため、年数ではなく状態で判断するのが現実的です。
秋の長雨が明けた10月上旬〜11月上旬は、乾いた晴天が続きやすく虫干しの好機とされます。
きもの査定ガイド編集部
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