七五三に付き添う母・祖母のための、受け継いだ着物コーディネート術
七五三の主役はお子さまですが、付き添う母・祖母の着物には「主役より格を下げる」というマナーがあります。受け継いだ着物を活かしながら、母は訪問着・祖母は色無地を基本に、2026年秋のトレンドカラーも控えめに取り入れる選び方を紹介します。
2026年のファッショントレンドは「やさしい色」「引き算」がキーワード。形見分けで受け継いだ着物も、帯締め・帯揚げの色を今年らしく替えるだけで印象が一新します。トレンドカラーの選び方と配色の実例を紹介します。
形見分けや遺品整理で受け継いだ着物は、着物本体はそのままに帯締め・帯揚げの色を替えるだけで、今年らしい印象に更新できます。2026年のファッショントレンドは「やさしい色」「引き算」「ポジティブな華やかさ」がキーワードで、着物コーディネートにも無理なく取り入れられる方向性です。この記事では、2026年のトレンドカラーを受け継いだ着物にどう配色するかを実例で紹介します。
日本流行色協会やパントンが発表した配色トレンドから、着物の帯締め・帯揚げに取り入れやすい色を整理します(2026年7月時点の情報)。
| トレンドカラー | 特徴 | 帯締め・帯揚げでの使い方 |
|---|---|---|
| ハートフェルトピンク | 黄みを帯びた明るくやわらかなピンク | 帯・小物をホワイトやグレーで統一し、差し色として使う |
| クラウド・ダンサー(ニュートラル白) | 雲のようにやわらかく温かみのある白 | パステルや鮮やかな色との組み合わせのベースにする |
| モカブラウン | 肌なじみのよいニュートラルな軽いブラウン | 落ち着いた着物にも合わせやすい万能色 |
| ディープブルー | 涼感と知性を感じさせる引き締め色 | 華やかな帯や小紋の柄を大人っぽくまとめる |
いずれも派手すぎない中間色が中心のため、譲り受けた着物の柄や色味を選ばず合わせやすいのが特徴です。
色だけでなく、素材や質感にも2026年らしさが表れています。
古い着物には昔ながらの帯締め・帯揚げが添えられていることも多いですが、色や質感を今年のトレンドに寄せた小物に替えるだけで、着物本体の価値や状態を変えずに印象を刷新できます。
| # | 受け継いだ着物 | 帯 | 帯締め・帯揚げ |
|---|---|---|---|
| 1 | 祖母の小紋(紺・古典柄) | 名古屋帯(グレー系) | ハートフェルトピンクの帯締め+白の帯揚げ |
| 2 | 母の色無地(薄グレー) | 名古屋帯(白系) | モカブラウンの帯締め+くすみベージュの帯揚げ |
| 3 | 祖母の紬(茶系) | 名古屋帯(生成り) | ディープブルーの帯締め+クラウド・ダンサー系の帯揚げ |
色数は着物・帯・小物の3点で3色以内に抑えると、トレンドカラーを差し色として使ってもまとまりやすくなります。着物本体の柄や色が主張の強いものであれば、帯締め・帯揚げは白やグレーなど控えめな色に寄せ、逆に着物がシンプルな色無地であれば帯締め・帯揚げでトレンドカラーを主役にするとバランスが取れます。
きもの査定ガイド編集部
編集部
着物の買取・査定・お手入れの情報を、初心者にもわかりやすく届ける編集チーム。
相場や状態の不安は、無料の査定相談で解消できます。査定料・手数料は無料です。
無料査定について見る七五三の主役はお子さまですが、付き添う母・祖母の着物には「主役より格を下げる」というマナーがあります。受け継いだ着物を活かしながら、母は訪問着・祖母は色無地を基本に、2026年秋のトレンドカラーも控えめに取り入れる選び方を紹介します。
買取にも寄付にも回せない着物を最終的に手放すとき、遺品整理業者(不用品回収業者)選びで起きやすい無許可回収・高額請求トラブルの見分け方と、自治体のごみとして出す場合の分別ルールの調べ方を整理して解説します。
遺品整理で見つかった着物を複数の相続人でどう分けるか迷っていませんか。遺産分割の基本である「現物分割」「代償分割」「換価分割」の3つの方法を着物のケースに当てはめ、それぞれの向き・不向きと選び方の考え方を整理します。
遺品整理や形見分けで受け継いだ着物は、9月下旬から10月にかけての「単衣から袷」への衣替え時期にこそ活躍します。この端境期におすすめのコーディネート実例と、帯・小物の選び方、気温差への対応のコツを紹介します。