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酉の市に受け継いだ着物で行く?人混みでも楽な装いのコツ

執筆:きもの査定ガイド編集部
この記事の結論

2026年の酉の市は11月7日と19日の2回。祖母や母から受け継いだ着物で縁起物の熊手を求めに行くときの着物選び、帯・小物、人混みで困らない歩き方と帰宅後の手入れをまとめます。

2026年の酉の市は11月7日(土)の一の酉と11月19日(木)の二の酉の2回で、三の酉はありません。受け継いだ着物で出かけるなら、汚れや引っ掛けを気にしすぎない普段着寄りの袷(小紋・紬)に、動きやすい帯と小物を選ぶのが現実的です。 夜を含めて人出が多い行事なので、装いは「華やかさ」より「歩きやすさ」を優先しましょう。

2026年の酉の市と着物で行く前の確認

酉の市は、11月の「酉の日」に各地の神社で開かれる行事で、福をかき込むとされる熊手などの縁起物が並びます。東京では浅草の鷲神社、新宿の花園神社などが知られています(マツリズムほか)。

項目内容(取得時点:2026年10月28日)
一の酉11月7日(土)
二の酉11月19日(木)
三の酉なし(2027年は11月2日・14日・26日の3回の予定)
浅草・鷲神社両日とも0:00〜24:00と案内されている

開催時間・交通規制・参拝ルートは変更されることがあります。出かける前に各神社の公式案内で確認してください。混雑は夕方から夜に強まるとされ、落ち着いて見たい場合は日中が向くといわれます。

着物選び:汚れても慌てない袷を

11月上旬〜中旬は袷が基本です。ただし、酉の市は屋台の煙、人の波、混み合う参道が特徴なので、格の高い訪問着や、替えのきかない古い逸品は避けるのが無難です。

  • 向くもの: 小紋(袷)、紬、木綿に近い普段着の着物。祖母世代の紬は温かく、夜の冷え込みにも合います。
  • 避けたいもの: 袖や裾の長い振袖、薄手で傷みやすい絹、すでにシミや弱りがある着物。
  • 柄: 実り・菊・縁起柄(松竹梅、鶴亀など)は行事に合わせやすい目安です。決まりではないので、手持ちの中で選んで問題ありません。

帯・小物・足元のポイント

  1. 帯: 名古屋帯のお太鼓か、半幅帯のアレンジが楽です。長時間の立ちっぱなしでも苦しくならないよう、締めすぎない。
  2. 帯揚げ・帯締め: えんじ、からし、深緑など落ち着いた秋色を1〜2色に絞るとまとまります。
  3. 羽織・コート・ショール: 夜は冷えるため必須級です。道行や羽織があると、袖を人混みで挟まれにくくなります。
  4. 足元: 草履は鼻緒を事前に慣らし、雨や汚れに備えて草履カバーや替えの足袋を持つ。
  5. バッグ: 熊手など縁起物を持ち帰る可能性があるため、両手が空く小ぶりのバッグか、折りたたみの手提げを。

人混みで気をつけること

  • 熊手は大きいものほど周囲に当たりやすく、袖や裾を引っ掛けやすくなります。持ち歩くときは自分の体の前で抱える意識で。
  • 屋台の近くでは、袖口を軽く押さえ、食べ歩きはなるべく避ける(油はねや煙のにおいが付きます)。
  • 階段や参道の段差では裾を少し持ち上げ、踏まないようにする。
  • 長く歩くときは、休憩場所とお手洗いを先に決めておくと安心です。

帰宅後の手入れ

屋外でにおいや湿気を含んだ着物は、すぐにしまわずに陰干しして風を通します。汚れが気になる箇所は自分でこすらず、専門店に相談してください。手入れの基本は着物の保管の記事、シミが付いた場合はしみ抜き・クリーニングガイドが参考になります。

注意

  • 色柄や時期の合わせ方は目安で、地域や家庭によって考え方が異なります。
  • 開催日・時間・混雑状況は執筆時点(2026年10月28日)の公開情報に基づきます。最新の情報は各神社の公式案内でご確認ください。
  • 受け継いだ着物は経年で生地が弱っていることがあります。人混みへの着用が不安な場合は無理をせず、専門店に相談してください。

出典

きもの査定ガイド編集部

編集部

着物の買取・査定・お手入れの情報を、初心者にもわかりやすく届ける編集チーム。

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