七五三に付き添う母・祖母のための、受け継いだ着物コーディネート術
七五三の主役はお子さまですが、付き添う母・祖母の着物には「主役より格を下げる」というマナーがあります。受け継いだ着物を活かしながら、母は訪問着・祖母は色無地を基本に、2026年秋のトレンドカラーも控えめに取り入れる選び方を紹介します。
遺品整理や形見分けで受け継いだ着物は、草履・バッグの選び方で着姿の印象が大きく変わります。フォーマル・カジュアル別の合わせ方と、古い草履・バッグを見直すポイント、2026年トレンド小物との組み合わせ方を実例で解説します。
着物のコーディネートは帯や小物に注目しがちですが、草履とバッグは全身のバランスを決める重要なパーツです。遺品整理や形見分けで受け継いだ着物に、手持ちの古い草履・バッグをそのまま合わせると格やシーンがちぐはぐになることがあります。フォーマル・カジュアル別の選び方と、受け継いだ小物を見直すポイントを紹介します。
着物や帯は数年〜数十年着られますが、草履・バッグは劣化や流行の変化が早いパーツです。せっかく良い着物を受け継いでも、草履・バッグの格やサイズが合っていないと着姿全体の印象が崩れてしまいます。
黒留袖・色留袖・訪問着などの礼装・準礼装には、格を合わせた草履・バッグを選びます。
| 着物の格 | 草履 | バッグ |
|---|---|---|
| 黒留袖・色留袖(礼装) | 金・銀を基調としたエナメル台、高さのあるもの | 金・銀の布製またはエナメル、草履とセットが基本 |
| 訪問着・付け下げ(準礼装) | パール調・淡色のエナメルや布製 | 布製・エナメルの小ぶりなハンドバッグ |
| 略礼装〜セミフォーマル | 素材・色を抑えた上品なもの | 光沢を抑えた無地系 |
受け継いだ礼装用の草履・バッグは、金銀の劣化(変色・剥がれ)が起きやすいため、使う前に台やかかとの状態を確認しましょう。
普段着として楽しむ小紋・紬には、フォーマルほど格にとらわれず、色や素材の組み合わせを楽しめます。
祖母や母から受け継いだ草履・バッグは、状態が良ければそのまま、劣化がある場合はリペアやリメイクを検討します。
2026年はくすみ系カラー(くすみピンク・グレージュ・くすみブルーなど)を基調に、パールやビジューをさりげなく効かせた小物が人気の傾向にあると紹介されています※1。受け継いだ礼装用の草履・バッグをそのまま使う場合も、帯締め・帯揚げにパールやビジューをあしらったものを合わせると、古さを感じさせず今の空気感に馴染みやすくなります。
きもの査定ガイド編集部
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